欝で自殺未遂をして死にかけるまでの症状まとめ【体験談】

自分が欝かも、と考えている方の参考になれば幸いです。
ここでは、医学的な話よりも僕の経験から得た考えや意見を書いていきます。
目次
<最初の兆候>
最初の兆候として、ストレスが原因の何らかの体調不良が現れます。
僕の場合は、胃炎でした。
胃酸過多で胃がムカムカする状態が続きました。
欝に入るきっかけになりうる、精神的なストレスが主な原因ではないかと思います。
この状態が軽度であれば、内科にかかって薬をもらって対処可能です。
しかし、1週間以上この状態が続きそのまま1ヶ月と長引いてくると、症状自体が重度の可能性か、症状の原因自体に問題があるのではないかと疑えます。

<朝が辛くなる>
体調不良が続いて来ると、次に、朝が辛くなります。
極端に言うと、布団から出ることが困難になってきます。
寝不足とかではなく、僕の場合はむしろ永遠に眠り続けたい、というような仕事に行くことへの抵抗感からくる辛さでした。
これは実は今でも続いているので、体質的なところもあると思います。
僕の末期の時には、どうしても起き上がれず、家を出なくてはならない5分前まで布団の中で悶え、息絶え絶えの状態で起き上がって出勤していました。
お風呂に入れないこともしばしばありました。
<夜が辛くなる>
朝が辛くなったあとは、夜が辛くなります。
本来、夜の時間は何にも侵食されない一人の時間を作れるので、落ち着くという人が多いと思います。
僕もそうでした。
しかし、この落ち着くという時間が実は良くなく、「この時間が続けばいいのに」「このまま寝たらまたつらい朝が来てしまう」といった自分にとって楽な方向に流される考え方になっていきます。
そうすると、少しでも長く夜にすがりつこうとしてしまいます。
最終的に、「明日が来るのが怖い」という思考レベルにまで達しました。
眠れなくなり、毎晩アルコールを飲みひと時の現実逃避を繰り返します。
<自傷行為に走る>
辛くなった夜が続くと、思考が麻痺してきます。
そうして行き着くのは、「自分は今、本当に生きているのだろうか?」という錯覚です。
こんなにつらい毎日を繰り返して、自分に未来があるんだろうか。今目の前にある現実はなんなんだろうか。という問いかけを繰り返します。
何か、生きている実感が欲しくて、手首を切り出します。
手首が脈打つのを感じて、血が流れるのを見て、ようやく生きていることを実感して少しだけ落ち着きます。
そんな夜を繰り返すと、手首を切るだけでは実感がなくなってきます。
<自殺の方法を調べる>
最終段階です。無意識に、死に方を調べだします。
死に方を調べることで、擬似的に死んだ感覚を想像して楽なります。
あー、こうすれば楽になれるんだ、という方法を知っていることが安心に感じるようになります。
こうなると、あとはきっかけを待つだけで、何かの拍子に気持ちの糸が切れてしまうと、前触れなく実行します。
糸が切れた後、実行するまではすぐでした。僕の場合、なんのためらいもなく、

と信じて、実行しました。
こうして最終段階まで僕は到達しました。
似ているところがどこかにあった方。きっとまずいです。
逃げ出す準備をどうか考えてください。
まとめ
⓵最初の兆候として体調に異変を感じる
②朝が辛くなる
③夜が辛くなる
④自傷行為に走る
⑤自殺の方法を調べる
このステップでHEROは自殺未遂までいきました。
少しでも当てはまったら、今の生活を見直すことをお勧めします。
HEROがこのような状態に陥った過程や理由は、20代で自殺未遂をして死にかけて分かったこと【体験談】にてまとめています。
よろしければ合わせてご覧ください。
-
-
20代で自殺未遂をして死にかけて分かったこと【体験談】
20代で自殺未遂をして死にかけて分かったこと【体験談】 HERO僕が自殺未遂をした時の話を書きます。 最初に言っておくと、もし、僕と同じように自殺を考えている方が見ていたら。 なにもいい事はないからや ...